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コーディング豆知識


これを知れば、明日から知識人!
知っていて損はない、コーティングに役立つ知識です。
塗装も空気に触れれば腐っていく…。
「水」と「ボディー」が上手に仲良くする方法。
ワックスとガラスの違いの原点です。





「腐る」っていうと、食物の賞味期限が過ぎたイメージが強いですが、それだけではありません。酸素と結びついて、物質的に変化するものは全て腐ります。

身近なものでは「鉄が錆びる」のも同じで、鉄が酸素と結びついて腐ったものが”サビ”といいます。

塗装は主に油の性質を持った溶剤と顔料(絵の具)から作られているので、サラダ油が腐るのと同じように塗装も腐ります。

右の潜水艦がその例で、外気の影響で塗装が腐ってしまい、露出した鉄がひどく錆びてしまっています。車でも同じようなことが有り得るのです。
意外なのが、塗装に付着した「汚れ」も腐るということ。汚れは塗装に大ダメージを与えます。
特に「鳥フン」は最悪!知らずに放っておくと、塗装がゴワゴワになってしまうことも・・・。


つまり、塗装を酸素に触れさせず、汚れを付着させないことが、美しい塗装状態を長期間キープさせる秘訣なのです!

コーティングは塗装の上に透明皮膜を作ること。この皮膜が、酸素と汚れの付着から塗装を守ります。



この2つの単語は、表面に対して水がどんな状態になるかを表します。
親水性はジワーっと”なじむ状態”で、撥水性はツブツブが”はじく状態”であると言えます。
この違いは、特に雨上がりや洗車したときの汚れの落ち具合に関係しています。

「水が汚れを浮かす」という点において、近年は親水性の方が優れていると言われるように、当店も古くから「親水性コーティング」として施工してきました。
反面、水玉がサーッと滑り落ちる美しさは撥水性のコーティングでしか味わえないのですが、含まれる撥水剤が酸化してコーティング皮膜を破壊してしまう要因を含んでいます。

そこで、当店では双方の良い特徴を活かす新しい多層工法を開発
「イイとこ取り!」のできる、画期的なコーティングメニューをご用意しています!



またまた化学のお話です。「無機系」はそれ以上分解できない元素で作られているもので、複数種類の元素がくっついてできているのが「有機系」です。
・・・深く考えない方がいいので(苦笑)、理屈抜きで「腐るか?腐らないか?」と解釈してください(^^;)。

コーティングの視点から考えると、「腐らない無機系素材」が理想的ということになります。
そこで登場するのが無機系コーティングの代表、
「ガラスコーティング」 です。

「ガラス」は”石英”という元素で構成され、その硬さは8H(鉛筆硬度)に相当。透明度も極めて高いのが特徴です。
窓ガラスが誰でも簡単に掃除できるのと同じように、ガラスコーティングを車に施すと硬くて透明度が高い皮膜が得られ、 汚れが簡単に落とせる というメリットが得られます。

 ガラスコーティングを施した車の表面は親水性となり、
これだけでも十分な効果が得られますが、その上に水玉が美しい撥水性コーティングを施せば一挙両得。
撥水性コーティングのみだと、酸化によるコーティング層の劣化が進み、耐久性の低下をまねいてしまいますが、皮膜を重ねることでお互いの弱点を補いつつ、特徴を最大限に引き出すことが可能となります。